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Roma戦Pagelle と ベルルスコーニ発言
勝てないミラン。
勝っちゃうインテル、エンポリ、ラツィオ。

昨日の試合中、ローカルのミラニスタコメンテーターが後半になって
「グランデなローマ相手に、ミランが頑張っている~。」と喜んでいた。


・・・まるでプロビンチャがビッグチームと戦ってるみたいな気分。


(あ、私はProvinciaのチーム好きですよ、念のため)



RAIのDomenica Sportiva、今日のゲストはミハイロヴィッチ。
同じくゲストで出演しているイタリアのボクシングチャンピョンが、司会者に「どこのTifoso?」と訊かれ「インテリスタ」と答えた。
即座にシニサは言う。
「ヴァレンシアに連れていきたかったな。」


・・・ナイスすぎる突っ込み。




てことで、Pagelleです。
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Corriere dello Sport

カカ’よし、ネスタの復帰OK

Kaka':7  Dida:6.5  Gilardino:6.5  Ancelotti:6
Brocchi:6  Favalli:6  Nesta:6  Pirlo:6  Simic:6  Ronaldo:5.5  Seedor:f5.5  Cafu:5  Oliveira:5

NESTA;6
ほとんど半シーズンぶりの復帰(実に、シーズン前半ローマ戦を後に、カルチョの世界から消えていた)、落ち度無し、ともかくいくつものシーンは情状酌量の余地あり。



TuttoSport
(トップ画像はでも3月31日のもの。ネスタの画像があるので貼る)
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ロナウド、影  オリヴェイラ、亡霊

Dida:6.5  Cafu:6  Nesta:6.5  Simic:6  Favalli:5  Brocchi:6  Pirlo:5  Seedorf:5  Gourcuff:無し  Kaka':6.5  Oliveira:4.5  Gilardino:6  Ronaldo:5  Gattuso:無し
Ancelotti:6

NESTA;6.5
半シーズンぶりの復帰、はじめにトッティに翻弄されるが、その後にはSandrokan
(かつてイタリアで大ヒットしたTVドラマSandokanサンドカンをもじってSandrokan)
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Il Giornale
手ごたえあるネスタの復帰、チャンピョンズリーグへ向けて更なる力。

Dida:6.5  Cafu:6  Simic:5  Nesta:6.5  Favalli:5  Brocchi:5  Pirlo:5  Seedorf:4  Gourcuff:無し  Kaka':6.5  Ronaldo:5.5  Oliveira:5
Ancelotti:5

NESTA;6.5
4ヶ月ぶりの復帰、できる限りの仕事をする。結果として、陣営で最も優秀なプレイ。

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このほかに、日曜日夕方放映のControcampo l'ultimo minutoにてのネスタの評価は・・・
NESTA;7+
まるで1994ワールドカップUSAの決勝に出場したバレージを思わせる。
数ヶ月という長いストップの後に、アレッサンドロはピッチへ戻り、すぐにその素晴らしさを見せ、最も優秀なプレイ。
ミランは、選手というより銅像(かというくらい動かない者たち)の中で、シミッチと共に立派に守備を務め、幽霊のようなセードルフやオリヴェイラとその仲間たちを救う。巨人。



そしてこのControcampoでのナレーション:
「アンチェロッティは、前半でゾンビだったオリヴェイラとセードルフを下げ、人間のジラルディーノとグルクフを投入」てのが笑った。

Zefiro Home

勝たなければいけない試合だったはず。
普段から、行動より言葉が先走るやつは嫌いだが、「オリンピコでゴールを決める」とか言うてたのとか、自分はずっと本来のポジションでやってきていないと監督のやり方に議論が沸く話をわざと記者会見で吐いたりしながら、プレイには結局波があるミランの「10番」とか・・・黙ってとにかく仕事をして、結果出して欲しいと、ファンは思う。
「ゾンビ」「亡霊」と言われるオリヴェイラを使いインザーギが起用されていない理由は、こちらでは新聞もTVも触れていない。




追記;
ローカルサッカー番組にベルルスコーニが電話出演!(珍しい)
(ちなみに、モラッティはいつもこのローカル局を観ているそうだ)
何故かというと、現在のミランのチーム状況があまりに不安定なためと思われ。
どうやら昨日試合前にチームと食事をした会長が面々を叱ったという噂もあり。(アンチェロッティは否定しているけれど)
現状を「選手たちの責任ではない」と言いつつ、「Cambiare registro」・・・これはイタリア語でも曖昧な表現で、どうとでも受け取れる言葉。「根本(チームまたは監督)を変える」と言いたいのかもしれない。
ロナウジーニョ云々の質問について「ミランには立派なアッタッカンテたちがいる。問題は、彼らが昨日する戦術が行われていないということ。」
執拗な司会者の質問「アンチェロッティのポジションは・・・」について、はっきりは答えないものの、「結果が重要」と。
明日月曜に、ミランでは重要な会合があり、今後について話し合われる模様。

最後に「火曜日(チャンピョンズ)に、選手たちは絶対に力を見せてくれると私は心から信じている。」


生放送見ながらピックアップしてますけど、このベルルスコーニ発言は明日の新聞各紙にどわ~っと記事になるであろう。




ベルルスコーニとの会話が終わったあと、CMに入り数分。


スタジオに戻ったら・・・司会者が言う。

「我慢できない・・・」    にやにや・・・


な、なんと、ベルルスコーニではなくて、物真似の人がしゃべってたのであった。


エイプリルフールであった!



                  ・・・・・・騙された・・・


私は知らなかったんだけど、このローカル局は、去年の4月1日に「ロナウドがマルペンサ到着」と報道したそうだ。
by celeste13zefiro | 2007-04-02 04:04 | Pagelle
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