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おでの あ・び・ち
先日予告してあったForza Milan5月号からのガットゥーゾ記事:
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A:
アテネ(Atene)、最後の標的。シーズン最初は誰一人100リラだって、ミランがチャンピョンズリーグ決勝へ行くとは賭けなかっただろう、もしかして俺たちもだ。ところがだ、ここまでたどり着いた。
アッビアーティ(Abbiati)クリスティアン。俺のグランデな友達で、いくつかのCalcio以外の共同投資でも一緒だ。
アンチェロッティ(Ancelotti)、この年月で、ミステルとは本当にスペシャルな関係を築いた。ロッソネーラのベンチに他の監督なんて、ちょっと考えるのは苦しいな。彼と共に俺たちは多くの勝利を収めてきた。そして彼はロッカールームでの仕切りも素晴らしい。
Advocaat、俺がグラスゴーへ行くことを決めさせてくれた監督。俺たちは全く正反対の考えを持っていた。彼は俺にTerzinoをやらせようと考えていた、俺自身はいつもCentrocampistaだと感じていた。幸いにして、俺の考えが正しかった。

B:
ベルリン(Berlino)、あのワールドカップ決勝の夜を忘れられると思うか? あのスタジアムは俺の胸の中に常に残るだろう。
ブロッキ(Brocchi)、もう一人の俺の友達、本物のだ。俺たちの世界ではそれを見つけるのは難しいもんだ。
ベルルスコーニ(Berlusconi)、最初は、俺の容姿のほうに興味があるんだと思っていた。何故ならその頃長髪だったから。でも後になってわかったんだ、俺のことを大切にしてくれていたからだったって。俺に対して、重要な選手という扱いをしてくれたんだ。
ブライダ(Braida)、グランデなミランの重役、俺をクラブへ連れてきた。たった6ヶ月しかSerieA経験の無い俺を、若者を信じてくれた。

C:
コスタンツァ(Costanza)、俺の母親。俺がCalcioの世界で成功を求めて家を出て行ったとき、ちょびっと悲しんだろうと思う。でもそれを俺には絶対にわからないようにしてた。そのことに感謝、そして親父と共に俺に与えてくれた教育を有難く思う。
カラブリア(Calabria)Cogliriano、俺の故郷、俺の町。毎年夏には戻る、本当に俺が「家」だと感じられる場所。あの土地で俺は育った。幸運を求めてペルージャに発ったとき、俺は誓った。Calcioで成功しない限りあの場所へは帰らないと。そして俺はやり遂げた。カラブリア人には困難である成功を収めた代表となれたこと、俺は誇りに感じている。
カピターノ(Capitano)。会長は、マンチェスターの決勝の後、ベルルスコーニ・ファミリーはマルディーニの後にキャプテンマークを身にするのは俺にと望んでいると語った。あまりにも光栄な、そしてそのためにも、俺はピッチでの態度を変えるように努力している。難しい、が、ミランのために俺はやっている。

D:
・・・最初に思い浮かぶのは、そしてすべてのTifosiに、ミランの選手たちに浮かぶのは:デルビー(Derby)! 本当に特別な試合だ。決して負けたくない、だから今まで隠れていた力まで引き出してしまうほどに。
それからドナドーニ(Donadoni)とも言いたい。最高の結果を出した同僚を引き継ぐという、非常に困難な宿題を与えられた。皆があまりにも早くに忘れてしまった(ワールドカップ偉業)。彼は沈黙の中を仕事に努め、最後の数試合の勝利は、彼の名前の刻まれたものだ。

E:
ヨーロッパ選手権(Europei)。俺はすでにUnder21で2000年に優勝している。今目指すは2008年大会、何故なら俺たちはCampioni del Mondoだから、そして2004年の不運を消し去るために。もしオーストリア・スイス大会に出場できたら、俺たちの目標はタイトル獲得。

F:
フランコ(Franco)、俺の父ちゃん。彼のおかげで、俺にはCalcioへの情熱が伝えられた。俺のキャリアでは、すべての選択を支えてくれた。
フランス(Francia)、ナショナルチームとして、インテルのように、絶対に負けられない敵。
フランチェスカ(Francesca)、俺の姉(妹?)の一人。体型も、性格もすげー俺に似ている。ほんとうに頑強な女性だ。
Forza Ragazzi、俺が、恵まれない若者たちを助けるために始めた基金。俺の住んでいる場所から何千キロも離れた、そして俺の生まれた場所から数百メートルの、いまだ俺の両親も生活しているその地で、毎日彼らはカラブリアの様々な困難に相対している。カラブリア全体だ、Coglirianoだけじゃない。

G:
Gでは、最初に持ってくるのがガブリエーラ(Gabriela)だ。
俺の娘、俺の人生を変えたなんて、言うのも無駄だ。あの台風が、人生に何が大切なことかってのをわからせてくれた。
グラスゴー(Glasgow)、俺がCalcioの世界で、高いレベルの地位を固めた町。あの場所で、俺は男として成長し、俺の妻となるMonicaと出会った。
ガスコイン(Gascoigne)、Rangers時代最初の頃、とても俺を助けてくれた。特別な人だ、今でも憧れ続けている。
そして忘れちゃいかんのがガッリアーニ(Galliani)。ミランでの最初の数年で、彼を人間として、クラブ重役として尊敬し始めた。彼とは、リスペクトを持ちつつフランクな関係でいられる。

H:
ホテル(Hotel)、キャリアの中であまりにたくさん回ったので、ひとつとして記憶に残ってないくらいだ。ドイツで、ワールドカップの1ヶ月間に滞在した場所は印象に残っている。ファンタスティックで、本当に「家」みたいな感触だった。それは俺が特別に築いた人間関係のおかげでもある。(訳者注:ホテルオーナーはカラブリア出身、そしてガットゥーゾのファンであることは初めから知られていた)

I:
イダ(Ida)、もう一人の俺の姉(妹?)、性格的には俺やフランチェスカとは全然違う、考え方も、行動の仕方も。俺の母親のほうに似てるな。
Ibrox、素晴らしい聴衆、いつも支えられてるっていう気持ちにさせてくれたファンタスティックなスタジアム。
インテル(Inter)、永遠のライバル。2003年のEuroDerby2試合を思い出す。テンション高くなってしまって、俺は1週間眠れなかったんだ。

J:
ユヴェントゥス(Juventus)、お約束の選択だ。今年はいなかったが、もうひとつの大きな敵。だが来シーズンは戻ってくる、そして俺たちはいくつかの試合でリベンジしなければならん。

K:
カカ’(Kaka')、信じられんような選手。俺たちは最初のトレーニングからあいつの力がわかった。たった一人で多くの試合を勝利することができるような、そしてチームを長い間最強の位置に導くことができる選手。

L:
リッピ(Lippi)、グランデな監督、グランデな男。彼とは常に率直な関係を持ってきた。世界で最も優秀な監督の一人だ。
本(Libri)。告白する、俺は人生そんなに本を読んでこなかった。それが、俺に本を書かせるんだからな。(ガットゥーゾは最近本を出している)



つづく・・・

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by celeste13zefiro | 2007-06-05 20:17 | MILAN
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