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Cuore Rossoneroな人たち
Gazzettaサイトで、今日、コミック俳優(というよりエンターテイナー)のGiorgio Panarielloがチャットに登場。彼は演技などでトスカーナ弁をわざと強めに出したりするし、てっきりフィオレンティーナのファンだと思っていたら・・・実はミラニスタだった。
Gazzettaの記事から、ちょっとだけご紹介。

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Ronaldo:
「怪物」はそのキャリアの中で、数々の厳しい故障を経験してきた。でも僕は彼を待っている、それにきっとアンチェロッティもそうだと思う。何故なら、彼はまだミランに大きく貢献できるだろうから。Milan-Fiorentinaを観戦に行くかって? わからない、それに、行ったとして、どっちを応援したらいいのかほんとにわからないから。赤黒(Rossonero)の色は、僕の家族の色だった、ミランはずっと僕の心の中にある。でもフィオレンティーナは、トスカーナに住む僕にとって、より、リアルに追ってきたチーム。それどころか、僕はBatistuta、Flachi、Rui Costaたちと友達になった・・・

(フィオレンティーナ関係以外では)ラニエリとトッティを知っている。ロナウドとはCMを一緒に撮った。ココやベッタリーニも知り合った。それに、僕はデル・ピエロからヤンクロフスキまで、いろんな選手の物真似をした。カルチョは僕のレパートリーに非常にインスピレーションを与えてくれている。(そうそう、ず~~っと前に、彼のヴァラエティショーで、インザーギ、ルイ、デル・ピエロ、スタンコヴィッチ、などなどの真似をしたVideoを紹介したことがありましたね)。

彼のショーに出演させたいカルチャトーレはいる?「ブッフォンを呼びたいね」

Ronaldinhoを夢見て:
カルチョに話題を戻す。「インテルがスクデットを獲得するだろう。何故なら、いつでも普通に勝つ、勝てるチームであるということを見せているから。ミランはよりチャンピョンズのチームだ。」
アンチェロッティの次(の監督)の名前は?「スパッレッティがとても好きだね(訳者注:ちなみにスパッレッティはトスカーナ出身)」
バロンドールには、挙げられる名はただ一つ。「カカ’だね。イブラヒモヴィッチより好きだ、彼もブラボーだが、スタイルが違う。」

もし彼にとっての夢がロナウジーニョなら、シェフチェンコは、裏切り者ではない。
「いったいなんだって、出て行ってしまったのかわからないんだ。でももしミラノに戻ってくるなら、僕は嬉しいよ。」
ガットゥーゾに対しては、TVにおける彼の将来を確約。「生まれつきのアクターだ。CMでもそれがわかるが、ピッチでの表現の仕方でも:真の漢。我らのブルース・ウィリスだな。」

Nazionale:
スコットランド戦で、イタリアは絶対に勝つだろう。厳しい状況をドナドーニに強いているけれど。彼のシチュエーションは、僕がサンレモ歌謡祭を司会したときに非常に似ている:皆が、こっちのミスを手薬煉引いて待っているんだ。圧力をかけて、すべての責任を押し付けて。ドナドーニは僕の友達:彼は岩のようなキャラクターを持っていると思う。そして、この経験が、彼を更に強くして、最も優秀な監督の一人に築き上げてくれるだろう。


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FIFA.Comで、マルディーニのインタビュー記事がUpされてますね。
あちらは英語なので、読める人はそちらをチェックされて、ということで、私はGazzettaの記事からピックアップでご紹介。

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2007年11月13日、パオロ・マルディーニの映画(ストーリー)には、まだ新しい興奮が隠されている。まるで、一連のシリーズ映画が、いつまでもフィナーレを明かさないように。
ミランのカピターノはFifa.comに語る。まずひとつの告白から切り出しながら。去年のドイツの、優勝したワールドカップでのAzzurroの一員でなかったことを残念には思っていない。「むしろ、1990年のセミファイナルでアルゼンチンに敗退したとき。それと94年決勝でブラジルに負けたとき。」


征服:
おそらく彼の最後のシーズンと思われる今年、ロッソネーロのトーテム、彼が何度もその手から逃してきたトロフィーが:クラブ世界カップ。たとえ2度獲得してはいるとしても。
「このイヴェントに、僕たちはとても重きをおいている。何故なら、世界チャンピョンになれるチャンスだから。すべてのクラブの頂点、僕の長いキャリアの中で何度も経験してきた、そして不幸にも93、94、2003年と、最後の機会に勝利に巡りあえていない。」
しかし、前回と違い、ミランは、7つのチームで戦うという、新しいシステムに臨まなければならない。
「試合へのアプローチを変えなければならない。何故なら、僕たちは、より長く日本に滞在することになるから。勝利の確実性は減るものの、より準備する時間が与えられる。」
皆しかし、すでにMilan-Bocaの決勝を謳っている。世界で最もタイトルを多く手にしている2チーム。
「でもその前にセミファイナルを戦わなければ。僕たちは皆わかっている。年月と共に、最初の試合がどんどん難しくなってきていることを。そしてもしBocaと戦うなら、歴史的にも非常にまとまっているチームだということも知っている。」

カカ’とロナウド:
ミランに関しては、彼はチームを信頼している。
「おそらく、一番厳しい時期は過ぎ去ったと思う。」
彼の完全な復帰に関しては、もう少しTifosiに待ってほしいと。
「長くストップしていたために、まだ痛みを感じるんだ。日本に行くためにも、まだ数試合(調整を)必要としている。ロナウドも、僕と同じ状況だ。」
まさに、その怪物、と同国人のカカ’が、そのイヴェントで最も待たれる主役たち。
「カカ’は非常にしっかり仕事をする選手だ。エクセレントなテクニックと、エクセレントなスピードでゴールする力を一体にすることができる。これが現代サッカーで重要な条件。ロナウドは、国際レベルの選手:準備さえできれば、テクニックの上でもパーソナリティでも、きっとチームに力を与えてくれる。生まれつきのゴールセンスを持っている。何故なら、彼がボールに触れるたび、それをゴールに変えることができるから。」

美しい終わり:
2人のブラジル人と彼らのゴール本能に、パオロは彼へのプレゼントを望む。
「僕の経歴を眺めると、これが、唯一僕にとって勝ちより負けの多い戦いなんだと気づかされずにいられない。僕のキャリアを、この記録を修正することで終えたいと願っている。僕のチームメイトたちとともに、このトロフィーを掲げたい。ミランで世界チャンピョンとしてのタイトルを勝ち取るのは、僕のすべて。」

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一つだけ、直接ミランに関係しないけど、これを書いておきたい。
いつものように朝、ローカルサッカー番組を見ようとしたら、毎週月火水曜日を担当しているミラニスタのジャーナリストにいちゃんが休みで、他の記者がカメラの前に。昨日は出ていたのに・・・風邪か? 

この人は、そのプロフェッショナルの素晴らしさはもちろん、普段から少年のような笑顔を絶やさず、むちゃむちゃミラニスタにも関わらず冷静にチームを見据え、他のチームのTifosiとの会話も建設的で、私はこの人を見たいがために番組を毎日録画してるくらいなんだけど、数少ない「好きなミラニスタ・ジャーナリスト」の一人なのである。

昨日深夜ミラノで、またしても強盗事件発生。ある家に3人ほどの賊(毎度そうだが、アクセントが東欧系だったらしい)が押し入り、眠っていた家の者を羽交い絞めにして、金や宝石などを奪っていったというもの。
悲しいことに、ガムテープで巻かれ息ができなくなった60歳代の父親が、亡くなってしまった。

夜になって、ローカル番組を見て知った。強盗が入り亡くなったのは、このミラニスタ・ジャーナリストのお父上だった。

Matteo, sono con te con tutto il cuore!!!

by celeste13zefiro | 2007-11-14 08:06 | MILAN
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