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頑張れPAperotTO
Forza Milan1月号から、先日ちびっとだけ予告してあったパト・初インタビュー記事をご紹介。

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Q:
君の新しい冒険が始まる。ここ数ヶ月に、カルチョ・イタリアーノの何がわかり、何を学んだ?

Pato:
僕にとっては、自分がここにいて、大勢の強力な選手たちと一緒に練習できるというのが信じられないこと。イタリアへ来たときから、いろんなことを勉強している。とても役に立つ時期だった、その間にこちらのサッカーの秘密を知ることができたから。いつピッチへ下りるチャンスを与えられても、準備はできていると思っている。

Q:
この時期、誰が君を助けてくれた?

P:
選手たちは僕のグランデな友達でいてくれた。ブラジル人選手の皆とはよくご飯食べに行く、まるで養子にしてもらったような感じ。初めて来たときは、両親が一緒だった。今は僕の友達のお母さんが昼食を作ってくれる。

Q:
プレイしたいという欲求はどのくらい?

P:
とっても。早くピッチに立って、この数ヶ月に練習して手に入れたことを実際にやってみたくてたまらない。仕事(練習)してきたことは結果になる、僕は確信している。

Q:
クラブ世界カップの試合を見たかい?(訳者注:彼は選手登録の関係で出場できず。その間にブラジルのナショナルチームへ呼ばれたことなどもあり、YOKOHAMAへは同行していない)

P:
うん。すごく興奮した。とても気持ちいい感覚だった、去年は自分自身が経験したもの:何故なら2006年にはそのクラブ世界カップへInternacionalの選手として出場したから。(ミランの)チームメイトたちと同じように僕も喜んでいた、遠征には一緒に行けなかったけれど:僕はブラジルのOlimpicaでナショナルチームの試合をしたあとミラノに残っていたんだ。

Q:
練習してないときの君の一日は、どのようになっているの?

P:
イタリア語を勉強している、トレーニングのときも、家に向かう時も、プライベートのイタリア語の先生と一緒。自由な時間は、インターネットでナヴィゲーションしてることが多い。

Q:
君はネットの熱心なユーザーなのかな?

P:
友人たちとよくチャットで話をしてる。たくさんコンタクトがあるんだ、150くらい。それが終わったら、ブラジルのサイトをあちこち覗いて自分の国の様子を知るようにしている。

Q:
君はコンピューターのエキスパート?

P:
これに詳しい友人に画像を扱うソフトウェアの使い方を教わった、でもそんなところから自分をエキスパートと言うまでにはまだまだ!

Q:
音楽がとても好き?

P:
うん、すごく。でも、特に好きなジャンルがあるわけじゃない、いろんなものをちょっとずつ聴く。

Q:
もうすぐ、君の(デビューの)ときがやってくるね、君に対する期待はそうとうなものだ。

P:
そう。まだまだ頑張らなければならないのはわかっている。でもとにかくチームメイトたちの支えがあるということが、僕に大きなエネルギーを与えてくれる。

=このインタビューでわからないイタリア語が出てきたときの通訳をするために、ここにエメルソンがいて、口を添える=

E:
パトの言うとおりだ。彼はとても頑張っている、しかし僕たちも非常に責任があるんだ:彼がチームにしっかりと馴染むように出来る限りのことはしてやらなければ。今やっと、彼はピッチへ立つことができる。素晴らしい力を持っているんだ、僕たちは皆、彼がそれを見せることができるだろうと確信している。

Q:
クリスマスはどう過ごした?

P:
家族と、伝統的に。メインはブラジルの肉料理で。

Q:
君はどういうタイプの選手?

P:
僕はSeconda Puntaだと思っている。ブラジルでは、中心のアッタッカンテの後ろで動いていた。そしてあらゆる方向から攻撃のチャンスを持っていた。

Q:
カルチョ・イタリアーノに対して、どのようなアイディアを持った?

P:
僕たちのサッカーはより簡単だ。戦術はあまり無い、より攻撃的。イタリアはそれぞれの役目がはっきり保たれている、やるべきことがきっちり与えられて。

Q:
プレイスタイルとして、カルチョ・イタリアーノは好き?

P:
難しい、でもすごく勉強しているところ。これが一番のこと。

Q:
大切なアドヴァイスは誰からもらった?

P:
僕の同国人たちは皆アドヴァイスをくれる、ピッチの外でも。この仕事をする上での責任ある態度を学んでいる、当たり前のことだけど。

Q:
新聞各紙やTVからのプレッシャーはただものではない、そう思わない?

P:
うん、メリットもデメリットもある。確かに、いつも注目を浴びている、でもこのプロフェッショナルをやる上で、充分に有難いことだ。

Q:
映画を観に行ったりする? 好きな女優は?

P:
モニカ・べッルッチ。今のところは、でもまだ映画館へは行けてない、少なくともイタリアでは。イタリア語を聞き取って理解するのはまだまだ無理だから(訳者注:ちなみにイタリアの映画館はすべて吹き替え)。

Q:
ミラネッロの最初の印象は?

P:
一つの家だ!生活していくため、仕事するため必要なものがすべて揃っている。この僕たちのスポーツセンターを表現するのに他の言葉は見つからない。

Q:
ミラノは好き? 街では何を見た?

P:
DuomoとCastello Sforzesco(大聖堂とスフォルツェスコ城)、この2つが、僕が特にインパクトを感じたもの。

Q:
他の街にも行った?

P:
友人たちと一緒にヴェローナとヴェネツィアに。どちらもとっても気に入った。

Q:
ゆったり散策できるように、サングラスで顔を隠し帽子をかぶって歩いてたのかな?

P:
ノー、ノー! 道で誰かに声をかけられたりサインを求められたり写真を一緒に撮ったりするのは全然嫌じゃない。もし子供が求めてきたら、僕はいつも言うんだ:僕たちは同じ(僕も子供)って・・・

Q:
ブラジルのことで恋しいものは? 家族は別として。

P:
特には何も。僕の家族はよく来るし長く滞在してくれる。どちらにしても、僕は7歳ですでに地元を離れたんだ。毎日の生活に関しては、特別変わったことっていうのは無い。

Q:
君がプレイを始めたら、最初の目標は何だろう?

P:
今までやってきたようにしっかりと仕事を続ける。ミステルが僕を出してくれるときには準備万端でいるようにする。

Q:
君はチャンピョンズリーグを観客として見ることができた。どのチームがより優勝のチャンスを持っているだろう、で、どのチームが君に特に印象に残った?

P:
特にはどこも。出場しているチームはどれもすごく強い。僕が特別に好きなチームは無い、ミランでなければ。次のチャンピョンズ戦(来月)で役に立つプレイができるよう願っている。
このような重要なコンペティションに出場することができるというのは、僕にとってひとつの夢の実現だ。

Q:
ミランやミラノのことを、君の友人たちにはどう話した?

P:
世界ナンバーワンのチームにたどり着いたって:YOKOHAMAの優勝がそれを証明している。

Q:
Porto Alegreでの経験は君に何を残してくれた?

P:
いろんなこと。Internacionalは僕が育ったところ、そして僕をここまで来させてくれた。あのクラブやそのTifosiに対しては、ずっと感謝し続けるつもり。

Q:
新しい年に、君は何を望む?

P:
何よりも、健康を。フィジカルでいい状態であることは、自分の中に持っている力をすべて出すためにも、チームに貢献するためにも大切な助けになるから。

Q:
Dubaiの合宿を欠席しなければならなかった。

P:
そう、いろいろな書類の準備をして、ミラネッロで仕事を再開するために、ここに残らなければならなかった。必要な書類が全部揃って、(SerieAの選手として)登録が滞りなく行われるように。Milan Labは、僕がクリスマスヴァカンス中に行うべき練習プログラムを用意してくれた。もうピッチに立てる状態だ。

Q:
最後に、ミステル・アンチェロッティについて。

P:
世界で最も優秀な監督。この数ヶ月に僕のためにしてくれたサポートは信じられないものだった。毎日毎日、僕がよくわかっているかどうか、何か助けを必要としていないかと訊いてくれた。我慢強く、そしてはっきりと、僕に対して求めていることを説明してくれた。監督のもとで仕事をできることにとても興奮している。

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by celeste13zefiro | 2008-01-26 21:20 | MILAN
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