カカ’・インタビュー
2月2日のIl Giornaleから、カカ’のインタビュー記事:

記者はFranco Ordine
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Q:
親愛なるカカ’、山のようなプレミアムを受賞されましたね:もしかしたらもう飽きてしまったのでは?

Kaka':
ノー。モチヴェーションはとてもシンプル:それぞれのプレミアムが僕にとっては何かスペシャルな意味を持つ。特にバロンドールとFifa World Playerは、カルチャトーレにとって最高の賞であるので思いは強い。でも、イタリアの、僕がプレイしているこの国でカルチャトーレたちが投票して選出されるという賞を受けるのは、やっぱり感動を隠せない。

Q:
貴方のミランでの2008年はどのようになるか、想像してみましたか?

K:
最も望ましい挑戦は、2007年のそれを繰り返すこと。でもそれは、目が覚めたままで夢を見ているようなもの。では、非常に現実的に見て、チャンピョンズで再び優勝するよりも、4位を繰り返すほうがより難しいのではないかと。まぁ、何かは勝ち取って帰らなければ。

Q:
貴方は、アーセナル戦へ向けてガットゥーゾが故障してしまったのにも関わらずモスクワを狙っていると?

K:
僕たちは去年と同じ可能性を持っている。グループはより成熟し、チームは自信を持っている上に、強さと若さも備えている。

Q:
若さといえば、パトはどのように育っていますか?

K:
正直に言うと、彼のことを少し心配している。何故なら、非常に大きく期待されているから。激しい圧力に潰されてしまう可能性もある。僕がミランにやって来たとき、僕の状況は随分違っていた:21歳で、これほど有名でなかったし、高額でもなかった。それだけじゃない、今ブラジルでは、新しいロナウドが生まれたと書かれている。慌てないで、ブラジルの皆さん、慌てないで。パトはボールを足に持つとその速さで誰にも掴まえることはできない。でもテクニックやクオリティはこれから磨いていかなければ。彼は彼のストーリーを生きていくだろう、見ていてください、あまり重い比較など無しに。

Q:
貴方の弟、ディガオも、思わぬ成長を見せています・・・

K:
彼のほうから、ある日アンチェロッティの前に立ち、特別に練習をさせてくれと希望した。トレーニングの後でタッソッティやコスタクルタと、更に上達するために。彼は毎日、トレーニングの前後に30分ずつ特訓をしている。その成果のひとつがカターニア戦で見られた。

Q:
ロナウドだけが、もう皆の知るところですが、相変わらずトレーニングではLazzarone(直訳は悪党、ごろつき=酷い怠け者の意)を続けていますね・・・

K:
(笑う)
僕は大勢のカンピオーネを見てきたけれど、世界に彼ほどの選手はいない。それはロナウド自身も知らなければならない、彼こそが、フィジカルの問題を解決すれば、チームをクオリティにおいて何段階もアップさせてくれるということを。僕たちが必要としているそれ。

Q:
ディダは、(監督に命じられレッジーナ戦を)欠場させられてから、どのようにリアクションしていますか?

K:
よくなってきている。彼は肩と膝にトラブルがあった:それが治りさえすれば、以前のような彼に戻ってくる。

Q:
レッジョ・カラブリアで受けたような(キツい)マンマークを受けたことがありますか?

K:
今回は2度目、前はShalke 04戦でPoulsenに受けた、これには僕も慣れていかなければ。レッジョ・カラブリアでは、テクニックよりも戦術的な試合をしなければならなかった、僕の天使(ゴールチャンス)を、チームにとって役に立つゾーンへ持っていくようにと:だから攻撃的な意味では僕はあまりその仕事をせず、でもパトやピルロ、ガットゥーゾに自由なシュートチャンスを与えた。とにかく、僕の考えは変わってない:僕はいつもTrequartistaのポジションでやるのが好きだ。

Q:
Kaka'、貴方はインテルと審判の議論についてご存知ですか?

K:
僕は決して審判について意見しない、今もしない。彼らは、僕たちカルチャトーレと同じ基準で判断するべきだと思う:よい仕事をするために、より練習をする、できれば今以上に。インテルはこのトーナメントで最強のチームだ、とてもいい状態で進んでいる。

Q:
にもかかわらず、イブラヒモヴィッチはあらゆるプレミアムから無視されています。これをどう説明しますか?

K:
イブラは非常に強い、スクデットを獲得した。プレミアムを求めるには、何かスペシャルな勝利が必要。たとえばロナウドが2002年に起きたような、またはマラドーナやペレのような。

Q:
カペッロはイングランドの監督で、あちらの新聞を騒然とさせていますが、これは時代遅れだと思いませんか?

K:
僕はこう考えた:何故エリクソン時代にはそれが起きなかったんだろうと。彼もイングランド人じゃなくてスウェーデン人だったのに。初めてのこと(外国人監督)ならわかる、でも少しずつ伝統が変わっていくことに慣れていかなければ。それに、カペッロの場合、彼のクオリティや実力を考えたら議論にする必要は無いと思う。

Q:
ディエゴ・アルマンド・マラドーナは、あのかの有名なハンドでのゴールについて、詫びるのにちょっと年月をかけてしまいましたね(訳者注:つい先日イングランドでマラドーナはその件に触れ、過去に戻れるものなら・・・と、自分の行為を認めている):これは遅い謝罪でしょうか、それとも?

K:
僕たちカルチョをやる人間は、心にFair-playを持っていなければならない。この出来事があった時を考えると、あの時点で告白し詫びる勇気を出すのはとても難しいことだっただろう。それを今やったんだ:僕はそれで満足している。傷は、遅くてもいいから治すことはできる。

Q:
カターニアのRacitiの悲劇から1年(Catania-Palermoのシチリアデルビーにて、スタジアム外で暴動が発生、警備していた警官がTifosoの投げたこん棒に当たり不幸にも亡くなってしまった)、イタリアのカルチョは暴力のトンネルから抜け出そうとしています:私たちのカンピオナートにおいて、なんらかの改善が見られますか?

K:
少し前から、San Siroの一角、ゴール後ろに子供たちの客席が設けられている。同じことを確かGenoaも行っているはず。こうして、道を切開いていくものだ:まずすぐに、カルチョの将来の観衆を育てていくこと、彼らに、ここは低俗な憤懣を吐き出す場所ではなく、リスペクトを持って、そして何よりも、楽しむだけのための場所であると教えること。

Q:
ミラノといえば、貴方は今やミラネーゼとなって生活されていますが、Moratti市長の決定したEcopass(訳者注:ミラノの街に入る車は通行料を払うというシステム)をどう思われますか?

K:
僕は街の中心に住んでいて、状況が改善されているらしきことを感じている:交通渋滞が減って、駐車スペースを見つけやすくなった。もちろん、スモッグなど汚染の複雑な問題には、車そのものを改良していく必要があると思うけれど、でもEcopassは非常に重要な助力になる。

Q:
毎日の政治のニュースはイタリアの衰退を語っています:カカ’、貴方はどうお考えですか? ブラジルに比べて私たちのほうがよいでしょうか?

K:
二つの国を経済的に比較するのは無理がある。ブラジルはいまだ困難に喘ぎ、再び上を向いて他の西欧諸国との差を埋めるにはそれだけの激変を必要としている。イタリアはまだトップクラスにいる、問題といってもそのレベルでの問題でしかない。

Q:
Kaka'夫人はお元気ですか?

K:
お腹が大きくなってきている、妻は元気で、素晴らしいイヴェント(長子誕生)を二人で楽しみに用意している。

Q:
お子さんへの名前はもう決められましたか?

K:
今決めているところ:3つほど候補が上がっていて、そのうちのひとつになるだろう。


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●そう、あのカターニアの悲しい事件から、1年しか経ってないのだ。
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by celeste13zefiro | 2008-02-03 15:12 | MILAN
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