Rino's List
先にご紹介したガットゥーゾの本から、これも面白かったのでご紹介。


Gattuso's List
彼が、チームメイトや今まで戦ってきたカルチャトーレたちへ評価を下す。
「心配すんなよ皆、俺は学校の成績いつも酷かったんだ。他のやつらには全然優しくなれるってことだ」と。


●仲間で一番、純粋なのは:
Kakha Kaladze。頑張り屋、苦境を経験してきたが、必要とされたときに決して裏切ることはない。皆に好かれるためのやり方を知ってる。

●最も聡明なチームメイト:
Billy Costacurta。あらゆるジャンルを網羅、政治から株式まで、彼にとって謎は一つも無い。毎日、《Corriere》を最初から最後まで読んで勉強している。
(訳者注:Corriere=イタリア最大新聞Corriere della Sera)

●最も音程が正しい選手:
Alex Del Piero。皆でInno di Mameli(イタリア国歌)を歌ってるとき、あいつの声がコーラスから抜きん出てるのが聞こえる。
(訳者注:これはジョークかどうか、ちょっと掴めないんだけど。デル・ピエロは音程が正しいほうの選手ではないはずだ。ザンブロッタとかのほうがいい。ガットゥーゾはいつも大声で歌ってるから周りがよく聞こえてないのでは?むしろ彼のほうがちゃんと歌えてる。ていうか、「コーラスから抜きん出てる」ていうのが、外れてることを意味するかもしらんけど)


●最も音程が外れてる選手:
Gigi Buffon。皆でInno di Mameliを歌ってる時、あいつの声がコーラスから抜きん出てるのが聞こえる。
(訳者注:わっはっは、↑と同じではないか。・・・ジョークですな。 でも、ご記憶のファンも多いと思うけど、ワールドカップ応援歌を作ったI Poohは、ナショナルチームで最も調子っぱずれは「ブッフォン」と言っていた。「見事な声を持っている、そして見事に音程が外れる」て。)

●戦った中で最も「悪いヤツ」は:
チェルシーのJohn Terry。戦いになったら、誰の顔も見ずに突進する。

●最も闘志溢れる選手:
Edgar Davids。リーダーであるべく生まれた男。

●一緒にやってきた中で最も技術のある選手:
大勢いる。でも、BobanとLeonardoは、更に何かを持っている。

●対戦した中で最も技術のある選手は:
Ronaldinho。ボールが彼の足の間にあるとき、人間では考えられない技を見せる。

●最も怠け者な選手:
Serginho、絶対。ブラジルのリズムで生きている。

●最も、上達の意欲のある選手:
Jon Dahl Tomasson。むちゃくちゃ活発なやつ。ミランでプレイしてた頃、毎日毎日2時間でも3時間でもグラウンドに残って、煩いほどに練習に必死だった:グランデなプロフェッショナル。

●新Gattuso:
俺がとても好きなのはSavage、ウェールズ人で、俺と似たプレイをする。それと、かなりいいのがチェルシーのガーナ人Essien、ウディネーゼのMuntari。

●チームメイトで最も仲良し:
Gigi Riccioと、あとChristian Brocchi、Christian Abbiati。残念ながらアッビアーティはトリノにいる(訳者注:現在はマドリッドでプレイ)、ブロッキは、フィレンツェで生活したあと、俺らの中に戻ってきた。覚えてるのは3人が揃ってミランにいた頃、皆に「菊」と呼ばれていたこと。俺達はいろんなことを共に分かち合ってきた、で、俺のイタリア語に難があるってことでいつも俺に突っ込んできた。チャンピョンズリーグ獲得のあと、俺達3人は同じTatooを腕に彫った:Champion 03
(訳者注:「菊」の理由はちょっとわからない)

●自分が目にした最も美しいゴール:
Alvaro RecobaのInter-Brescia 2-1の。1997-1998シーズンの開幕戦だった。俺はスコットランドでプレイしてたが、TVであのFKの、どんなGKでも石のようにされてしまうポテンシャルのFKを見たときのインパクトがすごかったんだ。

●一緒にやってきた中で最もグランデなAssist-man:
Manuel Rui Costa。ミランにいた間に少なくとも50は勝利に繋がるパスをした。俺達のアッタッカンテ陣にとって天の恵みだ。

●俺の仲間たちから盗みたいもの:
マルディーニとカカ’のスピード。ピルロの足。これらの才能が全部俺にあったら、さぞかし敵の野郎どもは腐っちまうだろうな。

●最も縁起かつぎな選手:
でぇ~、これはPippo InzaghiとAlberto Gilardinoの2人が特に気にしてるな。同じおまじないをいつも繰り返してる。カルチョ界には縁起かつぎというのはかなり多い、俺自身が監督として持ったことは無いけれど、誰よりも縁起かつぎはFabio Capelloだと言われている。俺個人は、南(イタリア)のもんだから、決まったまじないは特に無い。とかいって、ピッチに上がる前に必ず「大事なところ」を触ってるって言われてるけどな。

●チームメイトで一番いい人:
たくさんいる。でもたぶんDel PieroとBuffonは、本当に誠実な心を持ってると思う。

●チームメイトで一番親しみやすい人:
これもまたAlex Del Piero。おそらく、TVでインタビューを受けるときには人にそんな印象が伝わらないだろうが、保証する、あいつは三枚目役者だ:死ぬほど笑わせてくれる。

●チームメイトで最も笑える人:
Angelo Di Livio-Gigi Di Biagioのコンビ。あいつらがナショナルチームにいるときは、笑いの渦になること確実:生まれてこのかた役者、延々とショーが続く。

●最も不運な選手:
Gianni Comandini。酷い故障のために、早くに引退しなければならなかった。残念だ、何故なら我らのカルチョの期待の星だったからな。

●最も過大評価されている選手:
そんなもん、絶対言わない(俺は絶対に落第点を生徒にやらない教師なんだよ・・・)

●最もFashionな選手:
Fernando Redondo。偉大な男、偉大なカルチャトーレ、偉大な人物。

●最も女性にもてるのは:
首位はPippo InzaghiとZbone Bobanで分け合ってるな。

●絶対に会いたくない選手:
Ronaldinho。彼を1対1でマークしなくちゃならんとき、それは非常につらいもんだ。



で、他に何を言ったらいいかな? Carlo Ancelottiはいつも対話を大切にする穏やかな監督だ。で、数少なく怒ったときは、壁さえも恐怖に怯える; それから、Clarence SeedorfはBarry Whiteみたいに歌う; 俺の友達Salvatoreが、もしもうちょっとやる気があってもうちょっと腹の肉が少なかったら、あいつはSerie・・・ Dでもプレイできてたかもしれないl; Enzo Jannacci(歌手)はミラネーゼでミラニスタだが、いつか俺のために歌を捧げてほしいな。何故って彼が歌うとき、それは歌ってるっていうより笑ってるようにしか見えないから。

そして、俺は毎日、この世界の宇宙人たちとコンタクトを取り続けていられて幸せだ(訳者注:宇宙人って・・・意味わかるよね?=ミランのビッグプレイヤーたち)。俺の足なんて、砂で削られてて、CKなんかどうやって蹴るもんかまったくわからんしな。しかし幸いに、チームを構成するときには俺のようなヤツも必要とされる:すごいことだぞ、「普通(平凡)である」ことは。信じてくれていい。

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追記:
通常「菊」(Crisantemi)は、「墓に供える花」を意味する。それからくるジョークなのかも。
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by celeste13zefiro | 2008-03-14 08:23 | MILAN
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