カカ’インタビュー
Corriere dello Sportに掲載されたカカ’独占インタビュー。
改めて、全文ご紹介。

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Q:
ロナウドは手術をし、イブラヒモヴィッチは相変わらず痛みに苦しんでいます。貴方の膝はいかがですか?

Kaka':
膝はかなりよくなってきていて、今はいい状態。もう痛みは無い。

Q:
チャンピョンズで外にいることは、最後まで前進することに慣れている者にはどれほど厳しいものでしょうか?

K:
非常に厳しい。これからが面白くなるというときに(その戦いの)外にいるというのは、僕は好きじゃない。でも、いつもいつも最後までたどり着けるわけではない。

Q:
この落胆を、どのように処理していますか?

K:
Coppaから敗退したときに、初めて、勝利するのが、またはせめて決勝にたどり着くのがどんなに難しいことかに気づかされる。だから今こそ、アテネの優勝の重みを更に感じることができる。あのイスタンブルの決勝へたどり着いたことも。

Q:
チャンピョンズリーグで、貴方の一番印象に残ったチームは?

K:
アーセナルはとてもいいプレイをしている。それからローマ、レアル・マドリッド戦ではほぼ完璧な試合を見せた。フェネルバフチェもだ、初めてベスト8に残ったんだから。

Q:
ブラジル人たちのフェネルバフチェ。

K:
ジーコと、僕の故郷の仲間何人かがいる。今大会のサプライズ。

Q:
欧州での敗退の後、ミランはその戦い方を取り戻せるでしょうか?

K:
Yes。これは時間だけの問題、何故ならクオリティは常にそこにあるから。ずっと休み無しで試合をし続けてきて、僕達は苦しんでいた。日本に行き、戻ってきてカンピオナートの3試合を取り戻さなければならなかった。フィジカルの上では非常に厳しかった。

Q:
原因は常にそこに:試合が多すぎる。

K:
そのとおり。このやり方ではミランの試合のレベルが減少してしまう、他の多くのチームでも同じような状況だ。これからは、日曜だけの試合になるので、チームは力を取り戻すだろう。

Q:
試合数が多すぎ、才能ある選手達はあまりにも多くのファウルを受ける。これについてはベルルスコーニやガッリアーニも語っていました。あのブラッターも、主審たちに対して、酷いプレイには厳しくと命じました。

Q:
僕は、タックルを受けるのを嘆くことは決してしない、何故ならこれは僕のプレイの特質だから。僕はボールを持ってスタートするのが好きだから、ファウルを受けるのはあり得る。僕が思うのは、主審たちはより、背後からのタックルに注意するべきだということ、悪質なファウルに。後ろから倒されたら、こちらは全く身を守れない。こういうケースは主審が介入しなければならない。試合の流れを止めるのはよくない。プレイの流れを求めている者に対しては、よりそのタイミングに注意が払われるべき。

Q:
明日はローマ・ミラン。最も美しいチームとの戦い?

K:
そう、間違いなく。今シーズン、イタリアで最も美しい試合を見せているチーム。

Q:
(ローマは)スクデットを獲得することができるでしょうか?見ての通り、インテルにはいろいろ起こっていますし。

K:
わからない。ローマは確実に、スクデットを獲得できるクオリティを持っている。でも両方のコンペティションで同じく高いレベルの試合をするのは容易ではない。僕達がイスタンブルにたどり着いたときは、カンピオナートでも最後の最後まで戦っていた。でも(そんな中でいい試合をするのは)難しかった。ともかく、ローマは、スクデットへ挑戦することができる。

Q:
(ローマは)チャンピョンズとスクデット、どちらによりチャンスがあるでしょう?

K:
チャンピョンズでは、他のチームと同レベルでスタートできる。カンピオナートでは6ポイントインテルに先を越されている、これは少ない数字じゃない。それにインテルはもうチャンピョンズを戦う必要が無い、カンピオナートのみに集中することができるんだから。

Q:
モスクワのファイナル:ローマ・アーセナル。そうなると、ミランのために最高のリベンジとなるでしょうか?

K:
リベンジなどというのは僕は信じない。でも、もしスパッレッティのチームがファイナルへ行ったら、僕は嬉しい。それが、Calcio Italianoがどれだけの価値を持つかというのを再確認することになるのだから。

Q:
ローマでは、トッティはしばらく前からFWの役目を持っています。貴方の将来も、そういうアイディアが考えられるでしょうか?

K:
ノー。僕はアッタッカンテとしてプレイするのは好きじゃない。去年Seconda puntaをしたのは、その頃チームにあれだけ故障者が溢れていたので必要に迫られてのことだ。でも、僕達の試合の形は全く違っていた。あの場所(前線)にいてボールを待っているのは、僕の好きなやり方じゃない。

Q:
ローマ=トッティ。それから?

K:
僕はPizarroがとても好き、彼は試合を指揮しているから。それからPerrotta、Taddei、Manciniがチームのために非常に働いている。最後にデ・ロッシ、ローマの支柱。

Q:
貴方は2013年まで契約を更新しました。貴方の、そしてチームの他のカンピオーネたちの進歩をサポートするために、また新しいサイクルをスタートさせるためにも、ミランは大きな変革を行ったほうがよいでしょうか?

Kaka':
物事は少しずつ進められなければならない。ミランは、サイクルが終わり、新しいものが始まらなければならないということを把握しなければならない。選手には、いつかキャリアを閉じる時がやってくる、それは僕にも同じ。ここですでに以前からやってきた者たちの持つ勝利のメンタリティを吸収できる選手達を獲得し、同じ形で成長させていかなければ。僕はそう考えている。

Q:
レベルの高い若者が必要。

K:
ミランは今、投資しなければ。ターゲットに関しては、クラブのメルカート担当の者たちが考えるべき。

Q:
ベルルスコーニはフィジカルで強いアッタッカンテのことを話していました。貴方は誰が好きですか?

K:
これはクラブが決めなければならないこと。上手くてフィジカルに強いアッタッカンテはいろいろいる。

Q:
シェフチェンコが戻る可能性があります:2年の残念なロンドン生活の後、彼はかつての力を取り戻すだけの意欲を持てるでしょうか?

K:
僕は彼の友達になり、しばしば連絡を取り合っている。でももう2年も彼と一緒にプレイしていなくて、これだけの時間を挟むと、彼がどれだけの意欲を、どんな考えを持っているのかはわからない。確かなのは、サッカーのやり方を忘れるということは無い:才能は残るもの。

Q:
復帰といえば:ロナウドは(復帰を)やり遂げることができるでしょうか?

K:
そう祈っている。手術はとてもとても難しいものだった。サッカー選手にとって9ヶ月間ストップし、それから復帰するまでの意欲を持つのは容易なことではない。彼はすでに2度、それをやり遂げている:常に、勝利の選手として戻ってきた。その示したエネルギーで、常に御手本となってきた。僕にとっては、まだまだグランデなプレイヤーだった彼の力を示せるはずだ。

Q:
復帰から、次は残留についてですが:マルディーニは来年もまだプレイするでしょうか?

K:
彼も、もう一人僕がいつでもピッチでプレイするのを観ていたい選手。だから来年も。彼に対する僕の尊敬は果てしなく大きい。皆にとっての御手本だ。40歳で、すべての勝利を得て、それでもまだ信じられないほどの闘志を持っている。これは、彼の中に何かスペシャルなものがあるということだ、他の皆とは違うもの。こういう選手達がミランのモデル、クラブはまだまだ彼らを活用しなければならない。僕がここへやって来たとき、僕は彼と、セードルフ、ルイ・コスタ、コスタクルタ、そしてネスタから学んだんだ。

Q:
残留から爆発について:パトのそれですが。2000年代の10年に一人の怪物となるでしょうか?

K:
パトは非常に強い選手。素晴らしい将来と信じられない才能を持っている。でも予測をするにはもう少し時間が必要だ。

Q:
インテルにはありとあらゆることが起こってしまいました。ミラネッロから見て、それは有り得ないことですか?

K:
それに答えるにはインテルの中にいなければ。

Q:
Renascerを支持する証人となるためブラジルへいらっしゃいますか?

K:
ブラジルには、この件について働きかけている人たちがいる。僕は今、これについては話したくない、もう少し先になったら。

Q:
ブラジルと共にオリンピックへ行かれますか?

K:
僕の国のサッカー協会とミランが合意を得なければ。僕はただの雇われだから・・・

Q:
問題はチャンピョンズの予備戦、それが北京オリンピックと重なってしまう。もしかしたらDunga(ブラジル監督)はフィオレンティーナを応援するかもしれませんね・・・

K:
(微笑して)これはCBFとRossonero首脳との話:僕は仲違いは好きじゃない。でも問題は無い、合意点を見つけるだろう。

Q:
もし貴方にそのお考えを訊かれたら?

K:
僕は、できるならとてもオリンピックへ参加したい。

Q:
テクニック的なものからご家族に関する質問を:貴方の弟Digaoのミラン1年目はいかがでしょう?

K:
とてもいい。ラツィオ戦でSerie Aにデビューした、いい試合ができた。状況は難しかったけれど、パーソナリティのあるプレイだった。とても上達してきている。

Q:
生まれてくるご長男の名前はすでに決められましたか?

K:
まだ。イタリア語の名にするか、ブラジル名にするかさえ決めていない。

Q:
分娩室へは入られますか?

K:
入って、すべて撮影するつもり。一瞬たりとも見逃したくない。
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by celeste13zefiro | 2008-03-14 21:04 | MILAN
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