おじさんたちに挟まれたカカ’
毎週恒例のSky「あの二人に気をつけろ」(Gianluca Vialli&Paolo Rossi)出演のカカ’、インタビューの様子をここに。


Q:
ミランは今年早くにチャンピョンズリーグ戦線から外れてしまった。この大会はどのくらい君達に大切なもの?

Kaka':
チャンピョンズリーグは特殊なコンペティション、僕たちにはとても大切、特に、まさに今から大会が面白くなる時。僕たちはベスト16までたどり着いた、こういうこともある。今年はこうなったけれど、来年も戻ってこなければ。

Q:
イスタンブルのファイナル、リヴァプールに負けたあの試合では、前半と後半の間に何が起こったのかい?

K:
皆が、僕たちはそのときロッカールームでちょっとお祝い状態になっていたと言っている、けれどそれは違う。ミランの経験ある選手たち全員が、試合が半分しか行われていないときには祝わないものだということを知っている。何故なら、何もまだ勝ち取っていないんだから。後半になって、チームが完全にショックを受けてしまった6分間があったんだ。

Q:
アテネのファイナルはそのリヴァプールに対して勝利した。

K:
アテネでは流れは全く違っていた。Kuytが点差を縮めたとき、ちょっと不安に襲われたんだけど、結局のところコッパを天に掲げることができた。

Q:
チャンピョンズリーグで、君にとって最も重要なゴールは?

K:
マンチェスター戦でのゴールが一番好き。その試合がとても重要なものだったことからも、アウェイだったことからも。

Q:
君のイタリア到着はどのようなものだった?

K:
僕の夢が実現されたのであり、と同時に少々怖くもあった。Calcio Italianoとクラブの重さを感じて。ここには大勢のブラジル人が所属していた、ちょっとテンションも高かった。僕はイタリアへ来たらまずベンチへ座ってて、マエストロであるリヴァウド、ルイ・コスタたちから学ぶつもりだった。彼らは僕が来たときにすでにミランにいたんだから。

Q:
ミランに君を連れて来たのは誰?

K:
ブライダが最も本質的な存在だった。それからレオナルドがブラジルへ行って、すべての交渉を行った。でも、誰よりも僕がミランへ来ることを求めていたのはブライダだった。

Q:
ベルルスコーニ会長との関係は?

K:
よい関係だ。スタジアムへ来るたびに全員に挨拶をするために来てくれ、皆を身近に感じようとする。会長は素晴らしく、またとても楽しい人だ。

Q:
ベルルスコーニは選挙を踏まえ、ロナウジーニョ獲得の公表を早めようとしていると思う?

K:
ロナウジーニョとはナショナルチームと何度も一緒にプレイした、僕は彼が大好きだ。彼のようにボールを扱える者はほとんど存在しない。もしミランへ来たら、歓迎だ。

Q:
イングランドのチームはイタリアのそれより駒が揃っていると思う?

K:
そう思う。結果がこれだ(現時点でセミファイナル3チームがイングランド)。でもこういう年もあるということ、イタリアのチームは長いこといい結果を出してきた。イングランドのチームはこれだけ勝ち残っているのは初めてのことではない。今の時点で、イングランドのチームはカルチョにおける運営が上手くやれている。

Q:
チェルシーがリヴァプールとセミファイナルで対戦することについて。

K:
堅いチームだ、でもカルチョではMagliaや伝統が非常に物を言う。このような試合に戦いなれているというのは重要なこと。チェルシーは成長してきた、何故ならここ数年重要な試合を戦うようになってきたから。でも、僕にとってはセミファイナル優勢なのはリヴァプール。

Q:
マンチェスターについて。

K:
現時点で、マンチェスターは最強で最も美しいサッカーをする。ローマに対して勝ち抜くだけの価値があった。アーセナルが僕たちに対しても、リヴァプールがインテルに対してもそうであったように。マンチェスターはチャンピョンズの最有力候補。

Q:
アーセナルは君たちをチャンピョンズから敗退させたあのチームと同じだとは思えないような状態だけど?

K:
僕たちを倒したあと、彼らは国内リーグでもチャンピョンズでも勢力が落ちた。たとえリヴァプール戦の4-2は差がありすぎるとしても。

Q:
バルセロナは、チャンピョンズリーグの中で君はどう見ている?

K:
輝くバルセロナとなるには何かが欠けている。でも常に強いことには変わりが無い、いつ何時でも試合を決定することのできる選手たちのおかげで。

Q:
ファイナルはどうなるだろう?

K:
Chelsea-Manchesterということもあり得る。

Q:
シェフチェンコについて。まだ電話で話したりする?

K:
時々。僕たちはミラン時代からの友人だ。彼にこの2年間いったい何が起こったのか僕には理解できない。僕にとってはグランデな選手のまま。僕は彼が好き、彼のモチヴェーションがどんなものか、知る必要がある。

Q:
彼の復帰を、ロッカールームでは皆が皆よくは思ってない?

K:
そのようなタイプの問題は無いと思う。クラブは、このようなことも上手く処理する力が無ければならない。でも、僕にとっては問題じゃないと思う。

Q:
スクデット戦線について。ローマはインテルとのポイント差を盛り返すことができるだろうか?

K:
6試合で4ポイントは取り戻す可能性あり。今ローマはカンピオナートのみに意識を向けられる。ミラン・インテルのデルビーもあるんだ、だから、ローマに手を貸してあげることもできるかもしれない。

Q:
インテルに対してGufiする?
(訳者注:Gufi=以前書いたことがあるけど、順調に勝ち続けてるライバルチームなんかに対して羨ましかったり悔しかったりでぶーたれる様子を言う)

K:
僕たちは僕たちの仕事をしなければ。6試合に勝利しなければ。それと、インテルを倒さなければ。

Q:
クリスティアーノ・ロナウドについて。君のバロンドールの後継者と見なされている。

K:
今の時点で、クリスティアーノ・ロナウドはベストプレイヤーだ。彼が決めてきたゴールの数々、その質から。彼はFuoriclasse。バロンドールにたどり着くには、いろんな要素を必要とする。欧州選手権もそのひとつ。

Q:
メッシは好き?

K:
メッシ、僕は大好き。何か別物のクオリティを持っている選手、数々の故障に苛まれているにもかかわらず。

Q:
ロナウドはどうしてるだろう? 君は電話で話した?

K:
ロナウドは、彼がイタリアにいたときに話した。彼に復活への欲求を見た。彼はその力で常に御手本だった、今度もきっとそうしてくれるだろう。彼にとって、Flamengoに行くのはひとつの解決策かもしれない。彼の心のチーム、サッカーができるようになるまでに戻るためにはよい機会かも。僕にとっては、彼はきっと戻ってくる。

Q:
パトについて。

K:
パトは驚くべき才能の持ち主。一度もデルビーを経験したことが無いんだ、ブラジルでさえも。ユーヴェ戦やインテルとのデルビーは彼の成長を助けるだろう。

Q:
オリンピックへ行くの?

K:
オリンピックへ行くかどうかまだわからない。シーズンがどのように終了するかを見てみよう。8月にはチャンピョンズリーグ予備戦に出たい。オリンピックはひとつの夢。ブラジルは一度も優勝したことが無いんだ。僕はブラジルナショナルチームともミランとも仲違いしたくはない。彼らの間で話し合いお互い納得しなければ。

Q:
スクデット獲得のために、ミランは何をしなければならないだろう?

K:
僕が思うに、クラブはプロジェクトを作らなければならない。カンピオナートを勝ち取るには非常に頑強なグループを必要としている。インテルはだからこの2年間がそういう状態だ。グループというのは選手たちの価値のことを言っている。故障の数々は、毎日曜に勝っていかなければならないカンピオナートに重くのしかかってくる。僕たちのグループは力が無いのではない、多くの勝利を収めてきたんだ。でもまだ何かが必要だ、それぞれの選手のモチヴェーションのためにも。

Q:
君の好きなポジションは?

K:
僕はいつも2トップの後ろでプレイするのが好きだと言ってきた。最近の試合ではSeconda Puntaとしてゴールを決めることができて、こういう形でもプレイするのに慣れつつある。

Q:
ロナウジーニョかドログバが来なかったら、君はミランから出て行くかい?

K:
ノー。僕はすでに2013年までの契約にサインしている。ミランに残りたいんだ。僕はこのクラブが、街が、国が好き、ここは快適だ。ミランが再びすべてに勝利できるよう祈っている、イタリアでもヨーロッパでもグランデなチームに戻るようにと。

Q:
カルチョをやめたあとの自分をどう見ているかい?

K:
クラブ役員は、僕に適していると思う。

Q:
君の息子の名前は何と?

K:
今考えているところ、Luca、Daniel、またはPedro。
[PR]
by celeste13zefiro | 2008-04-11 09:20 | MILAN
<< アンブロジーニ・インタビュー ユヴェントゥス戦に向けて >>