WE♡ SUPERPIPPO
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FORZA MILAN5月号から、インザーギ記事:

WE♡SUPERPIPPO

記者:Luca Serafini


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ネヴァーエンディングストーリー、あのかつてないほどのLimahlのサウンド・トラックと共にその同名映画を、脚本、監督、そして演じるのはフィリッポ・インザーギ。カルチョがすでに失ったかと思われていた選手、あの15年前の、つまらない怪我が致命的となりファン・バステンが失われたように、彼もそうなったと見られていた。しかしピッポはスーペルである、常に彼はSuperPippoだった。墜ちても、彼は常に飛ぶ方法を知っていた。たとえその翼=足首=が蝋で出来ているようであっても。
彼は背負っている、あのとてつもなく素晴らしい2007年を。まるであのMichael Endeの永遠に終わることないストーリーのように:3つのファイナル、Champions、Supercoppa、そしてクラブ世界カップ。3試合、Atene、Montecarlo、Yokohamaという3つの遠く離れた街。それぞれに共通するのは「海」、つまり地球上で何よりも永遠を彷彿させるその自然の恵み。それは我々に、たどり着くところを見せることイメージさせること無く延々と続く水平線を眺めさせる。そう、だからSuperpippoはすべての海を無限なものに作り変える。彼は、繰り返すということは無い。つまり、彼の偉業はまるで芽が吹くようにあとからあとから生まれてくるのだ。そしてそれぞれの形は違う、雪の欠片のように。Liverpool戦のDoppietta、Siviglia戦のゴール、Boca Junior戦のDoppietta。もちろんCoppaへ向かう歩みの最初の奇跡となったあのミュンヘンのBayern戦ゴールは言うまでも無い。それにナショナルチームの歩みにおいても、彼はドナドーニに貴重な手を差し伸べた。監督としてスタートした彼への欧州選手権出場権獲得に向けて。まだ思い出されるあのチャンピョンズ予備戦のStella Rossa Belgrado戦、ドイツワールドカップにてチェコ戦33分のゴールも。 魂の中にゴール勘が。というより、誰かが言うように、ゴールがピッポ・インザーギ勘を持っているのだ。
少々のCattiveria(悪意)も添えて:ピッポは力を温存している、重要な試合のためだけに、ちびちび小出しにしていると。くだらない。ピッポは自己管理しているのだ。保存することと管理することは、大きく違うもの。彼のコンディション、アスリートとしての健康は彼にシーズンすべて、年間11ヶ月の間を通してベストの状態であることを許さないのだ。そこにはセンス(勘)が、チャンスを掴む才能が、カンピオーネとしての信じられない貪欲な嗅覚があり。敵はそれらを恐れ、敬意を払い、おそらく嫌悪している。記録的な結果を出しても、勝利の数々、華々しいキャリアにおける成功の後も、彼の生まれ持っての飢餓は治まることを知らない。ある者はまた言う、ここにも悪意を添えて、彼は本質的な技を知らないと、ドリブリングさえ満足にできないと:「技術的な批判は受け入れる、それで悲観したことは一度も無い。それどころかむしろ刺激だ、何故ならプロフェッショナルならそれを受け入れなければならないから。でも、僕が試合を選んで温存したりプログラミングしていると推測されるのは、これは受け入れない。コンディションのいい状態を望むのはエゴイズムなことか?常にスタンバイであるように準備を整えようとしているのは誰かへのリスペクトが欠けているのか?一週間に1試合であるときと、週に3試合あるときでは、準備の仕方が違うのは無論だ。そういう話は全く受け入れない。」
ゴールは、このカルチョという素晴らしいゲームのエッセンス、生きがい、照準。勝たなければならない、Coppaを獲得しなければならない、または降格を免れるため、あらゆるチームが目指すもの。ゴールは人々が愛しているもの、そのために人は苦しみ、感動し、わくわくし、心を痛める。このたった3文字の小さな言葉(GOL)に対する文学的な、スペクタクルな、歴史的な意味を、ピッポ・インザーギほどに我々にプレゼントしてくれた者は他にいない。ミラニスタの民衆は、彼のユヴェントゥスからの到着に耐えた後、今やへその緒で繋がっている関係、自然科学の不思議なゲームが別々な大きな存在をグランデな愛情で一つにした。スポーツのアドヴェンチャーにおいておそらく、これはかつて起きたことが無い。ピッポはあらゆる競争相手をすべて粉砕してきた。Fuoriclasse(一流)の頭脳を保ち続け、シェフチェンコ、トマッソン、ロナウド、ジラルディーノ、“友達で敵”(neamico)であるボボ・ヴィエリ、赤ん坊のパトやパロスキさえも(一掃)、しかも伝説的亡霊であるGerd MullerやEusebioまでもターゲットにして。彼の目の前にあるのは常に、彼自身の偉業、トロフィー、記録の数々という豪華なごちそうのテーブルが、ただそれだけがある。
今、彼は3番目の厄介者。ロベルト・ドナドーニの新たなる悩みとなる存在、カッサーノとデル・ピエロの間で、海でのヴァカンスのAzzurroと欧州選手権のMagliaのそれ(Azzurro)の間で。そうこうしながら、彼はミランに再びヨーロッパを与えようと目指す、彼のミランのために。
ストーリーは終わっていない、終わらない:SuperPippoのそれは、ひとつのNeverending Story。
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(〃 ̄∇ ̄)ノ彡 ・・・【誰が一番Belloだって?】


追記:
今シーズンで引退したばかりのカーンが「今まで対戦してきた中で最も嫌だったFWは?」と訊かれ、「最強はロナウドだけど、最も嫌だったというのはインザーギだな・・・。」と答えているようですね。「大事な試合のたびに、あいつは俺からゴールを奪ってきた。イラつくヤツだ。」と。
最高の賞賛ともいえる、この言葉。
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by celeste13zefiro | 2008-05-17 22:36 | MILAN
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