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沈黙を選んだほうがいいとき
こちらは今日のカンナヴァーロ記者会見に関する記事リンク:
Repubblica.it
Corriere della Sera
Rai sport(ヴィデオあり)

カルチョ・イタリアーノの今の状況からいって、その中でナショナルチームがワールドカップに向け準備を進めなければならず、それぞれの言動が非常に注目されてしまうのは大変だと思う。でも、問題の対象になっている人物は、今、沈黙したほうがいいと私は思う。思うというより、彼らへの願いに近い。






カンナヴァーロが、今日記者会見で発したいくつかの言葉は、サッカーファンとしてかなり悲しいものだった。

抜粋:(↑のRepubblica記事から)
Q:
モッジとガッリアーニ間の盗聴電話が存在しないのには驚きましたか?

Cannavaro:
(中略)多くの電話での会話が存在するのに、ガッリアーニだけでなく他にもいろいろ出てこないのは驚きだ。モッジは友人を大勢持っていた。このシチュエーションはユーヴェだけのものではないカルチョ・イタリアーノのシステム全体がこうだったんだ。

Q:
ユヴェントゥスは制裁としてB降格の危機に陥っています。

C:
今のところはただ噂(厳密にはおしゃべりと言っている)だけ。それぞれがいろんなことを言っている。現在捜査が行われているんだ。最後までそれが行われることが大事。そして誰か間違えた者がいたら、その代償は払わなければならない。

Q:
貴方はユーヴェの裏金疑惑にも間接的ながら巻き込まれてしまっています。いろんな方向から、貴方がナショナルチームのキャプテンマークを辞退することを要求する声がありますが、それを考えたことがありますか?

C:
僕(の立場)は透明だ。2004年8月29日に正式にユヴェントゥスとの契約にサインをした。僕はカピタンの腕章を拒否はしない。なぜそれを?僕自身がカピターノとしての自己存在に疑問を持ったことは一度もない。チームメイトたちの信頼も受けている。とにかく、これらのことを言ってくる者に何のメッセージを送る必要は無い。唯一の答えは、ピッチの上で。


***********

これは抜粋です。私が気になったのは、太字の部分。
彼はまたスクデットについて「この2つのスクデットは僕のものだと思っている。僕にとっては、消すべき2年間じゃない。これらのタイトルを、僕はピッチの上で勝ち取った。」と。
その気持ちは重々わかる、けれど、この状況で、ユヴェトゥスの選手がこう発言するのは、ほんとに胸が痛いけど、私には疑問である。
もちろん、とても真摯な発言もしている。現在の立場は、彼にとって本当に苦々しいものだと思う。ここでは彼の罪のあるなしを問うつもりは全く無い。問題は、「いずれにせよ、沈黙を選んだ方が賢明である」のに、言葉が少しずつ多すぎる、そのため、更に問題を引き起こす可能性が大なのだ。


あくまで私の個人的な意見です。
彼が言うべきことはこれだけだったと思う:
「自分の立場はクリーンである。 そして、すべての疑惑への答えはピッチで見せる。」

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by celeste13zefiro | 2006-05-25 06:05 | CALCIO
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