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捨てられた男たち
Non lo amo piu'”         ・・・もう彼を愛していない。


これは読んで字のごとく。できれば、愛する者に言われたくはないセリフですよねぇ・・・できれば自分からも使いたくなかったりする。

ローカルサッカー番組で、昨夜ジャーナリストの一人が発した言葉です。
おじさんはミラン・オフィシャルで実況もしてるPellegattiさんとほとんど同じジャンルにいるミラニスタ、彼は「もしかして、来シーズンチャンピョンズでチェルシーとミランが対戦なんてことになったら、San SiroのFischio(ブーイング)はどんなもんになるんだろうな、なんて司会者が言い出したのに答えて言ったのです。

「もう彼を愛してなんかいない。だから、ブーイングだってしない。」

ミラニスタおじさん、シェフチェンコがミランに別れを告げてから、ずーっと沈み込み。
「愛情をいっぱい注いだ女に道端で捨てられる感覚」と。

Corriere dello sport記者で、もう20年以上ミラネッロに通っているミラニスタおじさんも・・・
「いったいMagliaへの思いってのはどこいったんだ??」と怒り丸出し。

「はっきり理由を言ってくれればよかったんだ。もうここに7年いたから、やれるだけのことはしたから、空気を変えたい、なり、将来の自分の人生を考えて(アブラモヴィッチとは、将来スポーツ大臣への道を約束されてるとも言われている)こういう生き方を決めたとか・・・そしてお互いに握手して別れる。そのほうがずっと綺麗だ。」って。


Milan ChannelのSuma氏も「あのサンプ戦、シェフチェンコに子供が生まれたときの試合、MilanのTifosiは大祝いだったんだ。彼がピッチに立ってゴールすることよりも、彼に息子が誕生したことのほうを喜んでやっていたんだ・・・・・それが、今『子供のため』でミランを捨てていくってことだ・・・」と腐りまくり。


先に書いたミラニスタジャーナリストおじさんは前にインタビューで語ってましたね。「僕は嫁を3回替えた、でもミランへの思いは絶対裏切らない。」




捨てられたおっさんたちの悲しみは深い。


今更見るの、ファンにはまた涙を誘ってしまいそうですが、とりあえずニュースのために、シェフチェンコの離別記者会見映像を。
Video

シェフチェンコのHP、ミランのUltrasが猛攻撃に出たため、アクセスできない状態になってしまってるそうですね・・・

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おまけに:
ローカル局のこのページに、去年12月13日のデルビーのローカルの実況の様子がUpされてます。
いつも、私はこんな画面を眺めている。Derby
あっち側にいるのが「もう愛してない」と沈んだミラニスタおじさん。
こっち側にいるのが、私が時々話題にするお気に入りのインテリスタにいちゃん。
この局を追うようになってから、インテリスタにいちゃんがデルビーで喜ぶの、初めて見ました(爆)。



そういえば、前に仲良くしてたミラニスタの青年も、試合見ながら言ってたなぁ・・・
「あぁシェヴァ、俺、シェヴァと結婚してぇ・・・」って。


追記;
新聞でちらっと読んだんだけど、ミラン、来シーズンのPrimaveraに、現スタッフのBaresi、Filippo Galliに加えてSebastiano Rossiが加わることに内定したそうです。
by celeste13zefiro | 2006-05-30 04:05 | MILAN
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