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IO C'ERO
カンピオナートはもちろんお休み、新聞やいくつかのスポーツWebサイトも年末年始休暇に入り、何もニュースがあるわけでなし。
だから、これは走り書き・・・て感じ。

有難いことに、コメントやメールで、試合や練習見学、ホテルへ彼らを見に行ってのいろんなお話をいただいて楽しい余韻の毎日を過ごしていますが・・・ひとつの言葉で、わかってはいるけど、「あぁそうだよね」と、改めて思ったので。

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ワールドカップ2006で、ドイツから毎日ニュースを伝えていた民放の著名なジャーナリストが、優勝の晩だったかな、ベルリン&Duisburg(イタリアチームの大会中滞在地)から最後のレポートを語ったあと、締めに:

これで私は一生、こう言えるのです。『Io c'ero』と・・・



・・・あぁ~・・・いい言葉だなーと、思いました。

Io c'ero・・・これはイタリア語で「私はそこにいた

実際にそのシーンを見ていた者だけが言える言葉。特権。



メールくださったおともだち(しかも遠方からYOKOHAMA入り)が、書いてらしたのでした。

「私は、Maldiniがトロフィーを掲げた時、そこにいたということが満足です」



そのとき、スタジアムで見ていた皆さんはもちろん、リアルタイムでTVや何やでこの歴史的瞬間を追えたこと、幸せだと改めて思ったわけでした。

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追記:
言うまでもないけれど、ワールドカップでのこのイタリア人ジャーナリストの「私はそこにいた」発言の重み。考えてみるといい。2006の前の優勝は、24年前なんだから。てことは、これから24年はもう優勝シーンが見られないかもしれないことを覚悟しての「私はそこに、いた!」なのである。

YOKOHAMA2007。皆さんのそれも考えてみるといい。インテル派ジャーナリストで30代40代の人は、「私はそこにいた」どころか、優勝という事実を経験したことが無いのである。チャンピョンズ決勝を5年間に3回も目にし、そのうち2回は優勝、そして今、世界一なミラン。

・・・だから「IO C'ERO・私はそこにいた」は、重いんである。果てしなく。
by celeste13zefiro | 2007-12-27 06:50 | CALCIO
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